87年に公開されたウォール街の続編、ウォール・ストリートを見てきました。
あらすじはこんな感じ。
ウォール街の若き金融マン、ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)の会社が突然破綻した。心の師である経営者は自殺、ジェイコブ自身も資産を失ってしまう。それが金融業界の黒幕ブレトン(ジョシュ・ブローリン)の陰謀だと知ったジェイコブは復讐を誓い、刑務所を出た元大物投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)に助言を求める。しかしゲッコーはジェイコブの最愛の恋人ウィニー(キャリー・マリガン)の父親でもあった。ゲッコーは絶縁状態のウィニーとの仲を取り持つことを条件にジェイコブと手を組むことに同意する。本能の赴くままに"欲望"を追及し、卓越した頭脳とあらゆる手段で虎視眈々と復活を目論むゲッコー。そんなひと筋縄ではいかないゲッコーとの駆け引きによって、愛の強さを試されるジェイコブとウィニー。3人に微笑むのは女神か、それとも悪魔か。尽きせぬ欲望と愛憎の行き着く果てには、このうえなくスリリングでドラマチックな結末が待っていた......。
以下、ネタバレ含む感想です。
ドラマチックな結末っていうか、ほんとにそれで収まるの?っていう感じ。ジェイコブの投資は結局ブレトンに潰されて、ゲッコーに頼りに行きます。
ゲッコーはウィニーのために用意した預金1億ドルがスイス銀行にあるので、それを使えば良いと提案。
ただし、マネーロンダリングのために一度ゲッコー経由で振り込む必要があると。
で、持ち逃げ。
ゲッコーはイギリスで投資会社を設立するための資金に使ったのでした。
結果、ウィニーとジェイコブは破局。
ジェイコブはとりあえずブレトンを陥れるために、ブレトンのスキャンダルを執筆、ウィニーのサイトに掲載することでブレトンは失脚。
いつのまにか復縁していたウィニーとジェイコブ。
そこへ来たのがゲッコー。
1億ドルを11億ドルにしたから金を返すとか。
結果的にお金は返ってきて、ブレトンに復讐もできたしハッピーエンドだけど、それでいいの?とか思ってしまいました。