アカデミー賞主要4部門独占の、英国王のスピーチを日比谷シャンテで見てきました。
アカデミー賞主要4部門とは、作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞のことみたいです。
主要部門っていくつあるんでしょうね。主演女優賞とか。
あらすじはこんな感じ。
ジョージ6 世(コリン・ファース)は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱えていたため、英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)の次男という華々しい生い立ちでありながら、人前に出ることを嫌う内気な...
以下、ネタバレ含む感想です。
主人公のジョージ6世は先代国王の次男ということで、演説する機会とかなかなか無いんじゃないかなー、とか思ってたんですがまず英国で開かれた博覧会の閉会の挨拶をさせられます。博覧会で初めて実用化されたラジオで全国民の前でのスピーチというプレッシャーで、どもってしまってスピーチは失敗。
その後、夫人の勧めでスピーチの専門家、ライオネルを訪ねます。
普通ライオネルも身分を隠した夫人に連れられてきたのが王子だなんて思わないですよねー。
相手が王子だと知った後も、ライオネルは普通の患者としてジョージ6世を扱います。ニックネームで呼んだり。
そんなこんなで国王が亡くなり、兄王子は戴冠後にバツイチ女性と王位を捨てて駆け落ち。
ジョージ6世に王位が回ってくるとか。
戴冠式のスピーチ、ドイツとの開戦時のスピーチをライオネルと夫人に支えられて乗り越えていく話。
戦闘シーンがあったり盛り上がるシーンがあるわけでも無いのに、最後まで緊張感のある映画でした。
地味なシーンばかりなのに、脚本の勝利ですねー。