首相暗殺!
本日より公開、伊坂幸太郎原作、堺雅人主演の
ゴールデンスランバーを有楽町のTOHOシネマズ日劇で見てきました。
原作物なんでネタバレも何もありませんが。
あらすじはこんな感じ。
首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない"証拠映像"が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが...。
以下、感想です。
堺雅人と竹内結子の競演ですが、ジェネラル・ルージュの凱旋以来だそうで。
ジェネラル・ルージュの凱旋の堺雅人はクールで、でも本当は熱い医者役で超格好良かったですが、こちらは全然違うキャラクター。
伊坂幸太郎は以前
重力ピエロ見ました。
重力ピエロほど重い話ではないし、ところどころ笑いどころがあります。
立て続けに映画化されていますが、ちょっと前の陽気なギャングが地球を回すなんかが好きな人にはお勧めかも。
お話は、首相暗殺犯に仕立て上げられた堺雅人演じる青柳の孤独な逃亡劇といった感じです。
頼った人に裏切られたりして誰も素直に信用できません。警察がそもそも敵なので頼りにならないし。
指名手配中の通り魔とか、裏社会に生きるじいさんとかが何故か何かと助けてくれたりします。
ゴールデンスランバーは青柳が学生時代に聞いていたビートルズのナンバー。
竹内結子演じる元カノ樋口やサークルのメンバーとの思い出とともにストーリーはスピーディーに進みます。
ラストはテレビの生中継で事情を説明しようと試みますが・・・
アクションなどはありませんが、笑いもあるし展開は速いし、楽しめるんじゃないでしょうか。