人間が自分で生きるか、すべてロボットに任せて生きるかを描いた作品。
ブルース・ウィリス主演のサロゲートを六本木ヒルズのTOHOシネマズで見てきました。
あらすじはこんな感じ。
近未来、人類の98%は自らの身代わりとなる"サロゲート"というロボットを日常生活に使用していた。ある深夜、青年と若い女性がクラブ前で殺された。その二人は実はサロゲートで、眼球を破壊され、IDチップも黒こげになっている。FBI捜査官のグリアーとピータースが女性のサロゲートの持ち主を訪ねると、太った男が目から血を流し死んでいた...。サロゲートの破壊により持ち主まで死んでしまうという、未曾有の事件が発生した。
以下、ネタバレ含む感想です。
- サロゲートの中の人がいつも同じ人とは限らない
- サロゲートの外見と運動能力は一致しない
- サロゲートのコントロールを奪うことができる
- 一見して人間とサロゲートの区別がつかない
- サロゲートにだけ通用する武器がある
- 中の人を殺せばサロゲートは動かない
サロゲートを否定する過激な人権派グループがいて、そのリーダーがサロゲート発明者のサロゲートだったっていうのが一番のトリックでしょうか。
サロゲート発明者だからなんでもアリな展開は安直ですねー。
設定を生かしたアクションシーンがあると良かったのに。
人間がもう一人の自分を動かすってところはアバターと被ってますが、自分好みの設定ができるという点ではこちらの方が本来の意味のアバターに近いかも。
ラストでは、サロゲートばかりの世界で良いのかという問いに対する答えが描かれていますが、そこははっきりしていて良かったんじゃないでしょうか。