告白 見た。

  • 投稿日:
告白
2009年本屋大賞受賞した湊かなえ原作の同名小説、松たか子主演の告白をTOHOシネマズ日劇で見てきました。
これがデビュー作ってすごいですね。

あらすじはこんな感じ。

女教師・森口悠子の3歳の一人娘・愛美が、森口の勤務する中学校のプールで溺死体にて発見された。数ヵ月後、森口は終業式後のホームルームにて「私の娘はこの1年B組生徒二人に殺されたのです」と衝撃の告白をし、ある方法にてその二人の生徒に復讐する。そして4月、クラスはそのまま2年生に進級。犯人のひとりAはクラスのイジメの標的になっていた。そして、もうひとりの犯人Bは登校拒否し、自宅に引きこもっていた...。

以下、ネタバレ含む感想です。
冒頭から、学級崩壊している教室内で松たか子演じる女教師森口の告白から始まります。
殺し方、動機から犯人二人の特定まで淡々と。
告白の最後で復讐して、新学年になると同時に退職、担任交代。

犯人の一人は引きこもり、もう一人はクラスメートからのいじめにあいます。
学年が変わってもクラス替えは無かったので、全クラスメートは事件と犯人のことをずっと知ってるんで。
犯人二人はどんどん人生を転げ落ちて行きますが、その過程は自然で森口の意志は感じられませんでした。

引きこもった生徒は、追い詰められた母に殺されそうになり返り討ち。
いじめられてた生徒は、いじめは無くなったものの同級生を殺害。

終盤でまた森口の告白があります。
担任を外れて、生徒とは絡みが無かったのですが、実は新担任をコントロールして復讐を続けていたことを。
最後の復讐はよく練られていて圧巻でしたねー。
松たか子の演技が全ての映画。

中学校が舞台ですが、R-15なので中学生は見られないのが残念ですね。