19年ぶりのガンダム新作映画、劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-を見てきました。
あらすじはこんな感じ。
西暦2314年。私設武装組織・ソレスタルビーイングの活躍により、地球は一時の平和を謳歌していた。だが130年前の木星探査船が地球圏に接近したことで、事態は一変する。生体反応のない廃船だと思われた"それ"は、人類の存亡をかけた戦いの始まりを告げる存在だった...。再び集結する、ソレスタルビーイングのメンバーたち。さらに人類の水先案内人たるイノベイターへと進化した刹那は、新たな危機の中で、自らの進化の本当の意味と直面する。そして明らかになる、イオリア計画の最終段階とは!? 「来るべき対話」とは、一体何なのか!?
以下、ネタバレ含む感想です。
木星から異星人がやってきて、人類と戦う映画。異星人(鉱物生命体)は機械とか人間とかと融合しようとしてきます。
でもそれは支配するためではなくて、人間のことを知ろうとするためだったり、そもそも異星人の母星が危機だったからだったりします。
お互い未知の存在で理解できず、そこで争いが発生とか、これだけだったらわりとよくある話な気がします。
しかし人類にはガンダムが。戦う力が。
普通の映画だったら、人類側の兵器や人間関係を説明するのに1時間くらい使うところですが、ガンダム00の続編なので十分厚みのあるキャラやモビルスーツ。
余分な説明とかしなくてもストーリー重視で行けます。
TVシリーズの伏線を回収しつつ、新キャラ出したり、登場人物のその後を描いたりしつつ、お約束どおりなエンディング。
ネタバレ的なことを書けば、死亡フラグを立てまくったのに生き残ったコーラサワーはやっぱり不死身の男だったり、ミスターブシドーの人はラストで死んじゃったり。
ガンダムではないけど、ガンダム00だから許された作品。
アムロやシャアが異星人と戦うのはスパロボだけで十分です。
マクロスとかでやったら、元々異星人と戦う話なので意外性は無いし。